確定申告の相談事例

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兄弟で所有している土地に、大手コンビニとリースバック契約を結び、毎月売上の中から返済をしています。
今まで自分で確定申告をしていましたが、去年間違いが見つかり追加で税金を納め、また修正申告が必要となり、大変苦労しました。自身が高齢という事もあり、これ以上は無理だと思い、今後の確定申告をお願いしたいです。

まず不明瞭となっている土地建物の取引に関しての契約書を拝見させていただき、契約内容と昨年の申告内容との確認をしてご説明をした結果、ご本人様にご納得いただきました。
契約内容に対しての疑問点も解決し、また、今後確定申告も継続して幣事務所にご依頼になったことで、確定申告時期にいつも頭を悩ませていたもやもやがなくなり、気が楽になったと喜んでいただけました。

祖母と共同で所有しているマンションがあります。先日、所有者を自身に一括変更したい旨を区役所に相談したところ、生前贈与を使用すると税金が抑えられる、とアドバイスをもらいました。名義書き換え等も含め、贈与税の申告までを依頼したい。

区役所にてご相談をされた際に、相続時精算課税制度の利用のアドバイスがあったようです。

幣事務所のご面談にて状況を確認し、相続時精算課税制度を利用しての生前贈与の内容や、生じうるリスクなどを説明した結果、ご納得されたうえで制度の適用を選択され、贈与税の申告を幣事務所にて無事完了しました。

相続時精算課税制度において生じうるリスクとは、相続時に相続税の小規模宅地等の特例(土地の相続税の課税対象から8割又は5割引いてくれる特例)が適用できなくなったり、贈与時の時価が固定され、相続の際に相続税の課税対象となるので土地の値下がり時に相続が起きた場合払う税額が多くなるリスクがあります。

個人事業主でデザイン業を営んでいます。受注先からインボイスの登録をするのかを聞かれましたが、売上も少なく、消費税の納税は大きな負担となるためインボイスを登録するか悩んでいます。どうすればいいでしょうか?

インボイスを登録しないということは、相手先が課税事業者である場合、消費税負担が必ず増えることになります。
免税事業者のままでいて、取引価格の値下げで対応するという方法もありますが、取引先から面倒がられ、今後の取引に影響を及ぼすことも少なからずある以上、インボイス登録をして納税額は増えますが、消費税に関しては取引先とは対等の関係で負い目が無い状態であるほうが、今後の取引が円滑になり、良い結果になると私個人は考えています。