高津市民大ホールの租税教室でのお話

租税教室

令和5年7月31日(月)に高津市民大ホール(川崎市高津区溝口1-4-1ノクティ2 12階)で、「令和5年版 租税教室と映画上映会が開催され、租税教室の講師を務めさせていただきました。

租税教室の後に上映される「ボス・ベイビー」を無料で見ることができるということで、会場にいらっしゃった方は小学生とその保護者の方がほとんどでした。申し込みは150名でしたが、実際来られた方は申し込みよりも少なかったようです。感覚では60~70名くらいだったと思います。

租税教室の後に「ボス・ベイビー」が待っていますので、退屈されないような話をしなければいけないということを心掛けておりました。

租税教室は、パワーポイントのスライド展開で進めていきます。

諸外国の消費税(外国では消費税ではなく付加価値税と呼ばれます)は何パーセントなのかということをクイズ形式で行います。

租税教室

普段、小学校に訪問した際は、生徒との距離が近いのでクイズ形式の場合は声に出して答えてもらう対話形式で行っていますが、今回は大ホールということで、声に出しての対話は難しいだろうと思っていました。

しかし、今回は人数が少なかったこともあり、会場の声が良く通っていましたので、いつも通りの対話形式に切り替えました。

また、消防車やごみ収集車などの写真をスライドで展開して、税金を使っているかどうか(公共施設や公共サービスかどうか)を〇×で答えてもらうというものがあります。

こちらは手を挙げて答えてもらうことにしましたが、大きな声で答えてくれる子もいて嬉しかったです。

租税教室

スライドの中で、「一生の中の税金とのかかわり」というものがあって、0歳から80歳までにかかわりがある税金の種類が時系列で書かれいるものがあります。

0歳から18歳までは消費税だけが書かれていますが、最近だと18歳以下の若い人でもYouTubeで稼ぐ人もいるでしょうから、稼いでいるひとは未成年でも所得税や住民税は納めますねということをお話ししました。(確定申告書の作成はご両親がお手伝いしないと難しいでしょうけど。)

所得税、住民税、法人税、相続税、贈与税、消費税、固定資産税、自動車税あたりはメジャーな税金ですが、ゴルフ場利用税や入湯税(表示したスライドにはありませんでしたが)という若干マイナーな税金もご紹介しました。

租税教室

中盤に、「マリンとヤマトの不思議な日曜日」というDVDを見てもらうのですが、税金がなくなった世界がどうなるかという内容です。

講演は無事終わることができました。

溝ノ口ホールの音響はとても素晴らしく、マイクで話しているととても気持ちが良かったです。

来年の租税教室と映画上映会のスケジュールも決定しており、ありがたいことにまた講師を務めさせていただくこととなりました。

今度は溝ノ口ホールではなく、中原区にある「エポックなかはら大ホール」で令和6730日(火)に開催される予定です。

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