2023-06

節税

【決算時の節税対策】決算賞与など未払の賞与を今期の経費にするための要件

税務上の賞与とは賞与とは、給与のうち臨時的に支給されるものです。今回のお話しの対象となる未払の賞与は、「継続して毎月給料が支給されている従業員の方に対する賞与」です。臨時的に支給される給与にはほかにも「退職金」や「特定のストックオプション」...
法人税

【リース取引】リースの借手側の税務処理

リースとは複合機や営業車などの資産を「購入」ではなく「リース」という形態で使用するというケースも今や一般的になっていますね。リースとは「賃貸借」のことをいいます。つまり、資産を購入するのではなく相手から借りてきて使用料(リース料)を支払う契...
経費

【修繕費or資本的支出か?】内装工事や改良等の費用は一度に経費にならない

所有している資産について大規模な修繕をほどこしたり、建物の内装工事をして用途を大幅に変えたりした場合、大きな支出になることがありますが、この支出が支出した年度に全額経費になるのか否かというのは実務上大きな問題となります。結論としては、この支...
法人税

【使途秘匿金】裏金を支出した場合の法人税課税

使途秘匿金とは使途秘匿金とは、「法人がした金銭の支出のうち、相当の理由がなく、相手方の氏名等をその法人の帳簿書類に記載していないもの」をいいます。つまり、企業がヤミ政治献金などのほか、相手先を秘密にしているような「裏金」を支出した場合には、...
法人税

法人税確定申告書 別表一の書き方

別表一とは別表一は、法人税の申告書の一枚目の表紙のような部分であり、一番重要なページです。申告の際に提出しないことはあり得ないというような書類になります。別表一とは、当期の法人税の納付税額を計算する申告書のことです。「別表四」という書類で所...
所得税

予定納税の減額申請とは?e-taxソフトによる申請手順

6月は個人の方の中で該当する方のお手元に「予定納税の通知書」が届く時期ですね。予定納税をするのはおもに個人事業主の方が多いかと思いますが、場合によっては会社員の方も対象となることがあります。予定納税とは前年分の確定申告で所得税を納付された方...
法人税

【申告期限の延長が可能】法人税申告書の提出期限と延長手続き

法人税の確定申告は、法人の年間の所得金額と税額を自分で計算して確定させ、確定申告書に所得金額や税額などを記載した申告書を提出期限(原則2か月以内)までに税務署に提出するというものです。提出が必要な法人収益事業を行っていない非営利型法人など、...
節税

【決算時の節税対策 欠損金の繰越控除or繰戻還付】赤字と黒字を相殺すると節税になる

欠損金とは法人税は儲けに対して課される税金なので、会社が黒字(所得)を出している場合には法人税がかかりますが、赤字の場合には法人税はかからないことになっています。法人税ではこの赤字ことを欠損金といいます。欠損金とは、所得金額の反対語で、損金...
節税

【決算時の節税対策】貸倒引当金の一括評価

概要前回個別評価の貸倒引当金についての記事で、貸倒引当金には貸付等の相手先が倒産寸前の相当危ない状態にのみ計上できる「個別評価」と、それ以外でも計上できる「一括評価」がありますと解説しましたが、今回はそれ以外の方の「一括評価」の貸倒引当金に...
節税

【決算時の節税対策】貸倒引当金の個別評価

貸倒引当金には、貸付等の相手先が倒産寸前の相当危ない状態にのみ計上できる「個別評価」と、それ以外でも計上できる「一括評価」がありますが、今回は危ない状態の方の「個別評価」の引当金を中心に解説していきます。一括評価の貸倒引当金については「決算...
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